機能を加える
仕上加工について
ユニフォーム素材には耐久性や安全性、イージーケア性などさまざまな機能が必要とされます。このような機能は仕上工程で化学薬品を使用する化学的加工、圧力・摩擦・熱などを利用する物理的加工、その両者を併用する化学物理併用加工によって実現されます。加工方法と主な付与機能についてご紹介します。
- 化学的加工
-
名称 加工効果 樹脂加工 防しわ性、防縮性の付与 DP加工(PP加工) 耐久プレス効果の付与 防汚加工(SR加工) しみ、油汚れの防止 制電・吸水加工 制電性の付与、吸水性の向上 柔軟加工 柔軟性、平滑性の付与 撥水・防水加工 水濡れ、透水の防止 難燃加工 難燃性の付与 防融加工 合成繊維の難溶融化 抗菌防臭加工 菌の増殖、異臭の防止
- 物理的加工
-
名称 加工効果 サンフォライズ仕上 綿および綿混紡織物の
洗濯収縮防止起毛加工 毛羽の付与 剪毛加工 毛羽の刈取り、切揃え エンボス加工 光沢、柄模様の付与 プリーツ加工 永久プリーツの付与 しわ加工 しわの付与 押込み加工 かさ高性・柔軟性・
防収縮性の付与
- 化学物理併用加工
-
名称 加工効果 コーティング 樹脂膜の付与 ラミネーティング フィルムの貼り付け